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保健所で毎日起こっていること

飼い主探し隊

知人に保健所で殺処分になる犬や猫を保護する活動をしている人がいる。私も病気の猫を預かったことがきっかけで彼女からペットを巡る様々な問題を知ることができた。それまでほとんど未知の分野だったが、私たちの生活のごく身近な問題であることが分かった。

毎日全国で千頭もの犬や猫が殺処分されている。処分の方法は二酸化炭素による窒息死であり、相当の苦しみを味わって死ぬ。薬物による安楽死という方法もあるが、費用の問題からごくわずかだ。

飼い主探し隊ではこんな犬や猫を保健所からひきとって飼い主を探している。こういう活動が貴重になるのも飼い主のモラルに問題があるだけでなく、欧米ではきびしく規制されている犬の繁殖も日本ではまったく規制がないなど、日本の法整備にも大いに問題があるらしい。

生まれて間もないような子犬が母親から引き離され、ペットショップのガラスのショーケースに入れられ、いったんどこかの家に飼われるものの、ある日飼い主に捨てられて保健所で死を迎える。こんな犬が一日千頭もいるとは、にわかに信じがたいがこれが現実らしい。平成18年度に処分された犬、猫の数 34万1000匹。

以下に参考になる情報と里親についての情報を記載する。

http://www.shikoku-np.co.jp/feature/tuiseki/156/:殺処分を待つ犬たち  
http://www.d3.dion.ne.jp/~fujimido/hokenjo.html 里親情報 全国
http://sos.k2.xrea.com/hoken/hoken.htm 捨てられる犬の現実
いつでも里親募集中 http://www.satoya-boshu.net/

「ドイツの犬はなぜ吠えない」平凡社新書
by cahiersauvage | 2010-09-24 18:49 | 考える